ゴッホ展へ
[2026.01.29]
火曜日、神戸市立博物館のゴッホ展に行った。2月1日までなので平日にもかかわらずたくさんのひとヒトひと。
若い頃のゴッホの画風は私たちに馴染みのあるものと違い写実に非常に忠実で写真のよう。遠近法など画家の基本を徹底的に追求していたのが分かる。でもその線には将来の萌芽が垣間見える。
今回の目玉の夜のカフェテラスを近くで見ると絵の表面の絵具のでこぼこの肉厚を身近に感じ時空を超えて生身のゴッホを感じた。
日本の浮世絵に影響を受けるなど真摯に描くことを追求していた姿勢は彼の人生そのものだ。印象派からフォーヴィズムへの真っ只中にいたゴッホ。比較的精神が落ち着いていたアルル時代の跳ね橋や夜のカフェテラスなどから受ける強烈な何かは時代を切り開いている者のパワーではないかと思う。
モダンジャズがビ-バップ、ハードバップ、そしてフリージャズに意向する時代の代表であるエリック ドルフィは私が最も好きなジャズミュージシャンだ。彼の演奏スタイルはフォービ-トのリズムをバックに変幻自在にアルトサックス、フルートを奏でる。オーネット コ-ルマンやセシル テイラーなどのフリージャズからは感じられないえも言われぬ力強さを感じる。
新しい時代の先駆者たちが放つ力強い躍動感、ヒトはこれに魅せられるのだと思う。ゴッホ展を後にして久しぶりにThe Prophet (Eric Dorphy at the five spot vol 1.) を聴いた。

