歯の健康と食
[2024.06.06]
昨日は田辺先生食養生の会、今年のセカンドターム(3か月)の開始日でした。田辺先生は健康寿命、食べ物、重ね煮、調味料と理論と実践をいつものごとく明るく、楽しくレッスンされていました。
私は最初の約30分いつもお話しさせていただいております。今回は私の経験を元に「歯の健康と食」。最近虫歯になり抗菌のセメントを虫歯に塗り医療断食、食養生で治癒した話でした。皆さん最初はポカンと聞いてらっしゃいましたが神経が露出した私の虫歯の写真をお見せした辺りから目の色が変わったように聞き入っていただけました。
抗菌のセメントはドックベストと言い虫歯菌を排除し歯の再石灰化を促す素晴らしいセメントでアメリカでその有用性、安全性が確立されているものです。これを日本で最初に導入されたのが埼玉で開業されている小峰一雄先生。削らない歯医者として非常に有名な小峰先生ですがドックベストで虫歯を被覆しそれと同時に食養生を中心とした生活習慣の改善で削ることなく虫歯を治し結果的に虫歯と共に他の疾患も治してしまうのが先生の方法の目指す所です。以前東京でナチュラルハイジーンの松田麻美子先生の会でお会いしたのが縁で埼玉のクリニックにもお邪魔しご自宅にもお招きいただきました。
昨年秋の合気道参段の審査終了後辺りから体重が確実に1キロ増加、菓子類などの甘いものの摂取が明らかに増えておりそろそろ医療断食でリセットしようと思っていた4月の終わり歯がじくじく痛くなったのでした。歯科医である弟の所に直行、歯髄(神経)まで及んでいる虫歯との診断。数年前に虫歯になりかけた時(今回より軽い)ドックベストを弟に取り寄せてもらいその部位に塗ることで治癒した経験があったことから弟に今回は神経まで行ってるので無理かもと言われながら無理にお願いして塗ってもらった(弟さまさま)。塗った直後から痛みは緩和していたが3日目頃からまたじくじく痛み出しロキソニンを1週間ほどのみながら3日間の医療断食とその後の食養生を徹底してみた。すると痛みは1週間ほどで軽減し医療断食後約3週間で無くなった。この間小峰先生に連絡し先生の経験を直に教えていただいたことは大変励みになった。
歯のエナメル質の内側の象牙質には歯の内と外をつなぐ象牙細管が存在し通常はその中を間質液(リンパ液)が内から外に流れているが生活習慣の乱れるとこの流れが逆転し口腔内細菌が歯の中に入り込み虫歯を作り出すことは小峰先生の本で学んでいた(https://amzn.asia/d/0kfhZVn)。つまり虫歯は歯磨きだけでは防げないのです。
虫歯は生活習慣病である再自覚した次第です。
みなさん驚きの内容だと思います。本気で食養生を中心とした生活習慣の改善を目指したい方、当院にご連絡ください。