大腸ESD無料適応診断
内視鏡で取れるか、それとも外科にお願いするか?
メールで送っていただいた内視鏡画像から、あなたの大腸ガン・大腸ポリープが内視鏡で切除可能かどうか無料で適応判断いたします。
大腸ESDは当院のESDのページでも解説しておりますように、初期の病変(大腸良性腫瘍、早期大腸癌の一部)であれば以前は外科的にお腹を開いて切除していた巨大な病変でも内視鏡的に完治できる日本で開発された画期的な方法です。
大腸ESDは2012(本年)春から保険適応になっていますが、大腸という臓器の特異性(壁が薄く穿孔し易い)から手技が難しく、高いレベルで診療できる内視鏡医の数が限られているのが現状です。したがって本来大腸ESDで完治できる病変が外科的切除(腹腔鏡下を含む)に委ねられている例が多数存在すると思われます。病変が初期であるならば、現時点で人体に最小の負担で完治できる内視鏡的治療(ESD)を選ぶべきであり、最小の負担ゆえに病変によっては日帰り治療も可能です(臓器を切除する外科的治療(腹腔鏡下を含む)では入院は必須)。
大腸ESDで完治できるかどうかの最も重要なポイントは病変が初期かどうかということです(大腸ESD適応病変に関する詳しい解説は当院のESDページを参照ください)。多くの患者様、医師が大腸ESDの適応になる病変かどうか(初期かどうか)で迷われていると思います。内視鏡専門医として内視鏡で取りきれる病変であれば是非内視鏡で取るべきであるという思いから無料で適応診断をさせていただくことにいたしました。以下の必須項目と共に内視鏡画像をメールでお送りいただきましたら、その病変が大腸ESDの切除適応病変かどうかについて私なりの意見を返信させていただきます。
ご連絡に際してご記入いただく項目
- 返信すべきメールアドレス
- メールをお送りいただいた方の名前・性別・年齢、医師であれば所属機関
- 病変をお持ちの患者様の年齢・性別(氏名不要)
- 病変発見までの経緯
- 病変の部位(たとえばS状結腸など)と大きさ
- 内視鏡画像:メールに貼付してください。通常内視鏡画像、可能であれば色素内視鏡画像、拡大内視鏡画像も。画像に関しては当然各先生方で撮り方に違いがあります。お送りいただいた画像の範囲内で私なりに診断させていただきます。もしお送りいただいた画像のみで判断し難い場合は私のほうから画像に関する要望を返信するかもしれません。
以上を[email protected]までお送りください。
内視鏡で取りきれる病変は最も負担の少ない内視鏡で取るべきです!
ご連絡お待ちしています。
添付画像のサンプル(クリックしてご覧ください)
画像の解説
【下行結腸 大きさ62x40mmの LST(G)型巨大ポリープ 】
当院でESDにて切除。病理組織結果は管状腺腫(Group 4相当)で内視鏡で完全切除されていた。他院では腹腔鏡下切除(外科的治療)を勧められていた例。
送っていただく内視鏡画像は、上記サンプル画像(クリック後)の大きさを目安にしてください。