因幡堂狂言の会
[2025.10.12]
昨日は毎年お邪魔している京都 因幡堂平等寺( https://inabado.jp/ )の狂言の会にクリニックスタッフと共に参加しました。みんな着物、
着物ドレスに芦屋で着付けして京都へ( https://www.instagram.com/sonie_wedding... )。
まず因幡堂正面すぐの「綴(つづり)」で牟田口ご夫妻も一緒に早めの夕食。ここは安くて旨い店、予約必須です(昨日も満席)。
今年はライブペイントと狂言のコラボ。
ライヴペイントは古来「席画(せきが)」と呼ばれており絵師は真言宗僧侶の長谷川 優さん。滝本ひろ子さんの笛の音色に合わせながら一発勝負で白紙の画面に見事な薬師如来像が出現した。長谷川さんは真言を唱えながら描き、滝本さんは真言を笛の音色で奏でており、まさに神が降臨する様を目の当たりにした。
それに引き続き狂言「因幡堂」。男 茂山 茂
女 井口 竜也 後見 山下 守之、大蔵流 茂山 千五郎家の面々による素晴らしい狂言を堪能した。井口さんは芦屋で狂言を指導していただいている方である。
「因幡堂」は酒飲みの女房と離縁したい亭主のお話。筋はわかっている私にとって今回三回目だったが二人の演じる夫婦劇に見入ってしまった。間合いの妙とでも表現するしかない瞬間に凝縮する狂言師の演技、まさにアドリブ、即興の妙技の心地よさに魅了された。650年続く劇を観ていると今も昔もヒトの心は変わりなく嫁さんは旦那より強いことを思い知らされた
何もない場に突然降臨する神、宿る神は私たち自身が造りだしている。日頃道場で合気道をしていても感じること。
間合いを楽しむ日本の芸事。日本人のコミュニケーションでよく言われる阿吽(あうん#)の呼吸に通じる。
秋晴れの京都。日本を、そして日本人を感じた1日でした。

