貞松浜田バレエ団で講演
[2024.07.22]
月14日 日曜は灘の貞松・浜田バレエ団でお話した。題名は「食べることの大切さ」聴衆は中学・高校の女子とお母様、バレエ団の方々。
大人向けにいつも話している私にとって初めての経験。中学・高校の二次成長期が一生の内で最も栄養を摂るべき年齢であり小食が重要である大人と勝手が違い、いかに身体に良い物をしっかり摂り、悪い物を摂らないか。
そして日本と外国の病気の違い、がん・動脈硬化の原因と予防、NOVA分類、若年層の加工食品の摂取と癌発生の増加、旬のある食材、身土不二、日本人の食はどうあるべきか、そしてビーマル1に関連し就寝前の食事の摂り方・・・と続けた。
具体的には学校が終わって夕方にバレエレッスンが始まるまでにエネルギー源となる糖質リッチなもの(例えばおにぎり・・・)、帰宅してお腹が空いていれば脂肪に変換されることが少ない、かつ消化のよい副菜類を食べることを提案した。
一人のお母様から「食べ過ぎを抑える方法は?」と直球の質問をいただいた。「もう少しで満腹になる手前で止める。満腹食べてしまった後と手前で止めた後の(翌日含め)身体変化の違いを感じることができれば自ずから食べ過ぎなくなる。日々の生活の中で自己の身体を俯瞰的に観ることのできる体感を養っていただきたい」とお返事した。
一生のスパンで日々の食を考える起点になってほしい。こんな機会をいただき貞松・浜田バレエ団に感謝です。