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芦屋 高座の滝で滝行

[2024.09.24]
9月22日日曜日は雨の中、芦屋高座の滝で滝行に参加。当院の合気道道場 風韻書屋で講習、ワークを行った後、滝へ。指導・先達は野口整体の巨人 河野智聖先生。河野先生は修験道で得度を得ておられる。
武道家でもある先生の講習、ワークには古の日本から伝えられた身体技法が応用されており、特に密教で学ばれた印(手と指で行う)のお話し、ワークは興味津々だった。
昼から車で高座の滝へ。社で祝詞、仏殿で般若心経を全員で唱える。滝行は行であり滝に入る前の作法が重要であると感じる。日本の滝は神仏習合、八百万の神が降臨する場なのだ。
河野先生により塩とお神酒で結界が張られ一人一人滝に入る。高座の滝に着いた刹那、滝の音、光り、空気の匂い・・・、場のすべてが優しく感じられた。
滝に受け入れていただいていると感じていたので入水に抵抗はなかった。ゴーという巨大な音の中で周りの音は完全に遮断され否応なしに感覚は外から内に向かう。猛烈な水量で眼を開けることは不可能だが、滝に打たれる自分を全感覚を動員して感じていると水が温かく感じられる様になり地球の大自然に優しく受け入れられているえもいわれぬ心地よさに全身を委ねた。
いつ滝から出たらいいのか?滝の音で聴覚、浴びる水量で視覚は完全に遮断され、河野先生が振られている鈴の音はかき消され時間の感覚が消えていた。過去でも未来でもない今この瞬間に浮遊している自分を感じていた。終わりは自然に訪れ意図する必要はなかった。
滝行は内観法であると確信した。そして日常と異なる異次元を体験できるのです。
離水した後、体に染み入った水分は大量で服を着替えるのは大変だがしばらくするとホッカホッかと感じ自律神経が明らかに賦活されているのを感じた。
身も心も清められた。見てください、滝行の後の全員の素晴らしい表情が物語っていると思います。芦屋高座の滝は芦屋駅から車で10数分、街から近く本格的な滝行のできる場として稀有な存在だ。
皆さん、一緒にやりましょう😊
 
 
 
 
 
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