自主稽古、そして海星病院内視鏡センター同窓会
[2025.05.31]
日曜(5/25)朝、合気道自主稽古、逆半身片手取り。日ごろの凱風館のお稽古を思い出しながら一つ一つ丁寧に行った。あくまでも丁寧な気持ちでと言うことだが、この丁寧にすることの難しさをいつも自覚するのだ。合気道は言葉のない身体で体感する禅問答。やらないと絶対にわからない。お稽古しかないことを今日も自覚した。
昼からあまりにも爽やかなお天気になったので自宅からぶらぶら西へ。前日までの雨が大気を浄化し肌に触れるそよ風は適度な紫外線を含む光と共に体全体に染み込み、私の身体はその心地よさの微振動に共鳴していた。
5月24日土曜日は海星病院内視鏡センターの同窓会が開かれた。約30年前に着任した私の内視鏡人生の中で大切な場所。
9時~5時など全く関係ない、好きなように思い存分内視鏡が出来た、私の臨床のスタンスを決定してくれた場所である。一緒に時間を過ごしていただいたコメディカルの方々の存在なくしては決して成し得なかった素晴らしい時代だった。内視鏡診療に対するみんなの熱量ははんぱではなかったことが思い出された。溢れかえる患者様が私たちの診療が間違っていないことの証だった。
この証が芦屋で自由診療のみの内視鏡専門クリニックを開業する起点になったことは間違いない。質と量の同時追求は量が閾値に達すると不可能になる。質の追求は量を限るしかないのだ。それを海星での経験がいやと言うほど分からせてくれた。かけがえのないコメディカルの存在がそれを可能にしてくれたのだ。
感謝、感謝、ありがたい。皆さんのこれからの幸ある人生を願い手仕事屋(https://www.instagram.com/teshigotoya.s?igsh=MTM1anFyOXg3YnU4ZA==)を後にした。